方法を選択することができるメディアであるため、適時、適切に使い分けることで、コミュニケーションを効果的に図ることができる。 3活用形態に応じた特徴と活用のプロセス ここでは、地方公共団体がインターネットを活用して情報発信及びコミュニケーションを行う際の特徴を整理するとともに、活用におけるプロセス及び留意点についてまとめた。 3−1活用形態に応じた特徴 活用形態に応じた特徴をまとめると次のとおりとなる。 (1)情報発信手段として活用 ?@公開されている情報すべてが発信の対象である ?A情報発信する際の方法論が確立されてきている ?B発信する情報は更新の頻度によって分類することが有効である ?C既存の情報を有効に活用する必要がある (2)コミュニケーション手段として活用 ?@随時、迅速なコミュニケーションが求められる ?Aやり取りする情報の内容の重要度に留意する ?B利用者は、年齢、職業、性別などで偏りがある ?C全国、全世界の人とコミュニケーションができる ?D住民の声を聴く広聴業務に活用できる 3−2インターネット活用のプロセス インターネットを活用して情報発信及びコミュニケーションを行う際のプロセス 及び留意点を整理した。 (1)情報発信のプロセスと留意点 ?@ホームページの企画段階 情報発信の目的、コンセプト、基本的なホームページの展開等についての企画を行う。 (ア)将来的には、発信する情報の所管部署ごとの分散管理を推進するものの、当面は、情報発信に係る業務を一元的に取りまとめる部署を設置する。 (イ)庁内の各部署で集積・利用している情報素材を効率的に収集・整理できるように、庁内の総合的、横断的な活用のしくみが必要である (ウ)ホームページの明確な役割及びコンセプトを決める ?Aホームページの制作段階 企画に基づき、個別の画面のデザイン、コンテンツ(内容)の企画、情報素材
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